腰痛や肩こりの方はこの治療風景と情報の大切さ紹介を見るべし!
今回の動画では腰や肩が痛い方への鍼灸治療風景をご紹介しております。
こちらではそれに関連して更にもう少し深いお話をしていきたいと思います。
それは何かというと「問診」いわゆる皆様からの言葉による情報の重要性についてです。
治療は症状のある部位以外にも必要というお話
これまでの記事でもご紹介してきた通り身体のどこかに不調がある時は原因がその部位だけでない場合もあります。
その場合は症状のある部位だけでなく、関連部位や原因となっている部位も一緒に治療してあげる必要があります。
そうしなければ、そもそも症状が取れなかったり、一時的に症状が取れてもすぐにぶり返したりしやすいからです。
分かりやすい例でいうと肩こりの患者様の治療をする時に肩甲骨回りや腕、鎖骨周りの治療をすることがあります。
これらの場合も前述したような関連部位や原因部位であると考えられたため、併せて治療を行っています。
皆さんからの情報の大切さ
これまでのお話で症状のある部位以外への治療の必要性についてはお分かりいただけたことと思います。
しかし、忘れてはいけないのは症状のある部位からだけでは原因や関連部位は絞り込めないと言う事です。
その絞り込みに利用するのが問診や検査と呼ばれるものです。
病院で言えば機械を使った検査が主ですが、私たちの所のような治療院では機会を使わない徒手検査というものがこれに当たります。
検査では外から見た数値や状態の異常を見極め原因や関連を割り出します。
しかし、その検査方法も膨大な種類があり、そのどれを利用するかある程度絞り込むためにも
皆様の口から聞ける情報がとても重要になってくるのです。

デスクワークでガチガチの身体に鍼灸
小さなことでも重要かも
今回皆さんに特に良く知っておいていただきたいのはどんな小さなことでも、ご自身では関係ないと考えている事でも、
実は今ある症状に関係している可能性があるかもしれないと言う事です。
実際に患者様の治療中にもよくある事なのですが、治療の途中で出てきた情報によって原因が見えてくると言う事です。
症例
例えば、首や肩のこりが最近になってひどくなった患者様がいました。
その方は原因が分からないと言う事でしたが、詳しくお話を聞いていくと最近職場での部署移動があったそうです。
その部署移動に伴いパソコン作業やデスクワークが増えたとの事でした。
私の方ではそこに原因の一端を見出し、その際の姿勢を詳しく伺いました。
その結果、肩以外にも鎖骨周りや腕にも原因があると考え同時に治療しました。
加えて、その作業時に注意することや現状打開のためのアドバイスなどもさせていただきました。
すると辛かった肩こりはスッキリ取れ、その後、違う症状でご来院されるまで肩こりの症状は落ち着いていたそうです。
まとめ
このように症状のある部位以外への治療には皆様からの情報が大きく役立ちます。
その情報は皆様から見て小さなことでも関係なさそうなことでも構いません。
自分が思う以上に大きく関係している可能性があるので是非治療の前にはお話して頂きたいのです。
更にその情報をもとに治療の提案や作業姿勢、ストレットや運動などのアドバイスも具体的にできるようになります。
状況によっては他の医療機関で調べてもらう必要性がある事が判明するきっかけになる事もあります。
もちろん治療する側からも積極的にご質問していきますが、
治療を受ける側の皆さんからも是非どんどんお話して頂けるとより良い治療に繋がります。
この動画を見て積極的に治療を受け、このお話を聞いて積極的にご自身のお身体の事を話すようになりましょう!
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