
渋谷区恵比寿,鍼灸院,逆子灸,マタニティ逆子
逆子ってどのような状態なの?
赤ちゃんは成長すると頭が重くなり、自然と子宮のなかで頭が下がり足が上になります。しかし、何かしらの原因で頭が上がり、足やお尻が下になった状態を逆子といいます。
自然分娩の出産の時は、子宮内での胎児の頭は下に向いた状態で産道にを通る必要があります。しかし、逆子の場合は頭だ出にくく、お産中にへその緒が圧迫されやすく赤ちゃんに酸素供給量が減る可能性が出てきます。とても危険な状態になってしまう恐れがあります。
妊娠後期でも逆子は自然に治るの?
妊娠初期〜中期までは子宮内にスペースがあるため、赤ちゃんは羊水の中で自由に動き回っています。その後、妊娠後期のいつの時点においても自然に赤ちゃんの頭が下に治る可能性があります。
逆子になるリスク
逆子になる多くの原因として考えられるのが、「母体側の原因」「胎児側の原因」「それ以外」に分けることができます。
母体側の原因:
・先天的な子宮形態の異常
・子宮筋腫
・帝王切開の経験ある
胎児側の原因:
・発育の遅延
・胎児の形態異常(水頭症や無脳症など)
・多胎妊娠(双子やみつご以上の妊娠)
それ以外の原因:
・羊水過少や羊水過多
・臍帯が短い
・前置胎盤や低置胎盤
コスモ治療の逆子治療
妊娠後期の妊婦さんのお腹周りはとても張っていて、赤ちゃんが動くためのスペースがありません。そのような状態で逆子に対する治療をしても効果が半減してしまいます。
コスモ治療院での逆子治療は赤ちゃんが回転しやすい環境をつくるために、最初に背中のボディケアから初めていきます。
理由としては、体の表面を刺激することで神経をかいした反射でお腹を緩めて、赤ちゃんが動きやすい環境を整えていきます。
逆子治療では、足の内くるぶし上の「三陰交」と足の小指の爪の外際の「至陰」にお灸をすえていきます。
三陰交:

三陰交 逆子 お灸
このツボには、「肝」「脾」「腎」の3つの経絡が交わっている場所という意味があります。
「肝」は筋肉や血流を調整し、「脾」は体に栄養素を供給する働きを担っています。最後に「腎」は生命力の源や水分代謝の役割を担っています。
そして、女性科疾患に対しての万能穴としてとても有名です。
主に女性だと子宮や卵巣に働きホルモンバランスの調整に働きます
妊娠後期から三陰交におこなうお灸は「安産のお灸」と呼ばれ、安産のための体つくりや産後の回復をスムーズすると言われています。
また、赤ちゃんは元気に育つ傾向にあります。
至陰:

至陰 逆子 お灸
下半身の冷えを取り除きます。特に背中側の血液循環を整えることで、体全体のバランスが均一になります。すると、子宮内の血液循環にも変化がおこることで、赤ちゃんを回転しやすくします。