スポーツ選手に多い肩の痛み:肩甲上神経障害と五十肩の鍼灸治療

はじめに:スポーツで起こる肩の痛みについて
野球やバレーボールなどのスポーツをしていて、肩に鈍い痛みを感じたことはありませんか?また、中高年の方で突然肩が上がらなくなって困っている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、鍼灸の専門家として、スポーツ選手に多い「肩甲上神経絞扼障害」と、多くの方が経験する「五十肩・四十肩」について、わかりやすく解説していきます。
肩甲上神経絞扼障害とは?
どんな病気なのか
肩甲上神経絞扼障害(けんこうじょうしんけいこうやくしょうがい)とは、肩の神経が骨と靭帯の間で挟まれて(絞扼=こうやく:締め付けられること)、痛みや力が入らなくなる状態です。
例えば:
ホースを踏んでしまうと水の流れが悪くなりますよね。同じように、神経が圧迫されると神経の働きが悪くなり、痛みや筋力低下が起こるのです。
どこで神経が挟まれるのか
肩甲骨(けんこうこつ:背中にある三角形の骨)には「肩甲切痕」という小さな切れ込みがあります。
その上に「肩甲横靭帯」という丈夫なバンドのような組織が橋のように張っています
この骨と靭帯の間の狭いトンネルを肩甲上神経が通っています
このトンネル部分で神経が締め付けられるのが、肩甲上神経絞扼障害です
どんな症状が出るのか
主な症状:
肩甲骨から肩関節にかけての鈍い痛み(深部痛:奥の方がズーンと痛む感じ)
肩に力が入りにくい脱力感
肩を動かすときに痛みが強くなる
痛みが強くなる動作:
腕を体に近づける動き(内転:ないてん)
腕を内側にひねる動き(内旋:ないせん)
肩を前に出す動き
例えば:
野球のピッチャーがボールを投げるとき、腕を体に引き寄せながら内側にひねります。バレーボールのスパイクも同じような動きをします。この繰り返しで神経が引っ張られ、トンネル部分での圧迫が強くなるのです。
どんな人がなりやすいのか
特に多いスポーツ選手:
野球のピッチャー(特にオーバースロー:上から投げる投げ方)
バレーボール選手(スパイクやサーブの動作)
水泳選手(クロールの腕を回す動作)
これらのスポーツは、腕を内側に引き寄せる動作を何度も繰り返すため、
神経への負担が大きくなります。
長期化するとどうなるのか
神経の圧迫が長く続くと、神経が支配している筋肉が弱っていきます。
具体的には「棘上筋」と「棘下筋」という肩の回転に重要な筋肉が痩せてきます(萎縮:いしゅく)
その結果、腕を外側にひねる力(外旋力:がいせんりょく)が弱くなります
肩甲切痕部分を押すと、腕に響くような痛み(放散痛:ほうさんつう)が出ます
- これを「チネル徴候」といい、軽く叩くとビリビリと電気が走るような感覚があります
五十肩・四十肩について
五十肩・四十肩とは
五十肩や四十肩は正式な病名ではなく、「その年代に多く見られる肩が動かなくなる症状」の総称です。医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
特徴:
原因がはっきりしない(不明)ことが多い
40代〜60代に多く発症する
肩が痛くて動かせなくなる
例えば:
朝起きたら突然肩が上がらなくなった、服を着るときに腕が後ろに回らない、髪を洗うときに痛くて腕が上がらない、といった症状が典型的です。
どのくらいで治るのか
一般的な経過:
平均的には約1年で痛みが落ち着く
早い方で半年程度
長い方では3年間痛みが続くこともある
個人差が非常に大きい
ただし、適切な治療を受けることで、この期間を短縮できる可能性があります。
鍼灸治療でのアプローチ方法
肩甲上神経絞扼障害への治療
治療の目的:
問題のある筋肉の緊張をゆるめる
血液循環を改善する
神経への圧迫を軽減する
具体的な方法:
神経が通るトンネル周辺の筋肉に鍼を刺して、筋肉の緊張をほぐします
血流が良くなることで、炎症が引き、神経の回復を促進します
痛みの出る動作を確認しながら、効果的なポイントに治療を行います
例えば:
野球選手の場合、投球動作を実際にしてもらいながら、どの角度で痛みが出るかを確認し、その動きに関わる筋肉を重点的に治療します。
五十肩・四十肩への治療
従来の治療法:
鍼治療で痛みを和らげる
整体で関節の動きを改善する
新しいアプローチ(2021年から導入):
吸い玉療法(カッピング)を併用
- 肩甲骨周りの筋肉に吸い玉を使用
- 短時間でも効果的
吸い玉を使う理由:
五十肩では筋肉同士が癒着(くっついてしまう状態)していることが多い
吸い玉の吸引力で、癒着した筋肉を剥がすことができる
鍼や手技だけでは時間がかかる癒着も、吸い玉で効率的に改善できる
例えば:
ベタベタにくっついたラップを剥がすとき、端を持ち上げると剥がれやすくなりますよね。
吸い玉は筋肉を吸い上げることで、癒着を剥がす効果があるのです。
その他の治療法:
イオン治療(微弱電流による治療)も効果的
60分コースではボディケアも組み合わせて、全身的なバランスを整える
治療効果を実感するために
実際の治療の流れ
初診時:
骨模型や解剖図を使って、痛みの原因を詳しく説明
実際の肩の動きを確認しながら、どこに問題があるか特定
患者さんの症状や生活スタイルに合わせた治療計画を立てる
治療中:
鍼を刺しながら、肩の動きを確認
治療前と治療後の動きの違いを体感してもらう
「論より証拠」で、実際の変化を感じていただく
例えば:
治療前に「腕を上げてください」と言われて90度までしか上がらなかったのが、治療後には120度まで上がるようになった、という変化を実際に体験できます。
こんな方におすすめ
スポーツをされている方:
投球動作で肩に痛みがある
スパイクやサーブで肩が痛む
泳いでいると肩に違和感がある
日常生活でお困りの方:
肩が上がらなくて洗濯物が干せない
服の脱ぎ着が辛い
夜、肩の痛みで目が覚める
働き盛りの方:
会社帰りに治療を受けたい
長引く肩の痛みを何とかしたい
我慢せずに早く治したい
よくある質問と専門家からのアドバイス
どのくらい通えばいいですか?
症状の程度や発症からの期間によって異なりますが:
急性期(痛み始めて間もない):週2〜3回
慢性期(長く続いている):週1〜2回
改善期(良くなってきた):2週に1回
痛みは我慢しない方がいいですか?
はい、痛みは我慢しないでください。
早期に治療を始めるほど、回復も早くなります
我慢して動かさないでいると、筋肉が固まってさらに動きにくくなります
痛みは体からの「助けて」というサインです
説明を聞いてもよくわからないのですが...
文章だけでは難しいことも多いので、ぜひ一度来院してください。
実際に骨模型を見ながら説明を受ける
自分の肩の状態を確認してもらう
治療を体験して、変化を実感する
これが理解への一番の近道です。
まとめ:肩の痛みを放置せず、専門家に相談を
肩の痛みは、スポーツ選手だけでなく、日常生活を送るすべての人に起こりうる問題です。肩甲上神経絞扼障害のような神経の問題も、五十肩のような筋肉や関節の問題も、早期に適切な治療を受けることで改善が早まります。
大切なポイント:
肩の痛みを我慢しない
早めに専門家に相談する
鍼灸治療と吸い玉療法などを組み合わせた総合的なアプローチが効果的
実際に体験して、変化を感じることが大切
肩について気になることがあれば、気軽に鍼灸院にご相談ください。あなたの肩の痛みの原因を特定し、最適な治療法をご提案いたします。健康な肩で、スポーツも日常生活も快適に過ごしましょう!
【目黒駅品川】鍼灸・吸い玉・美容鍼・整体
コスモ治療院 院長 川﨑照彦が書いております
1993年に新体操の個人
全日本チャンピオンに輝く
10年間の選手生活で数多くのケガに悩まされ多くの治療経験を持つ
体育大学で教員免許も取得しており
身体の動きのメカニズムに精通している
サラリーマン経験も12年あり交通事故によって
頸椎骨折で寝たきり生活から復活するこの事がきっかけで
鍼灸の専門学校に進学して鍼灸師となり
2011年にコスモ治療院を開業して
4.3万人以上の施術実績を持ちます
コスモ治療院
東京都品川区上大崎3-3-9
秀和目黒駅前レジデンス5階505号室
TEL 0362773711
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